当店について
9月のお手入れー剪定ー
春~秋に伸びた枝を剪定しましょう♪
春の芽出しからどんどん枝が伸び、放っておくと輪郭から飛び出すように強く伸び出ます。
はじめのうちは「せっかく伸びたのだから」と切るのをためらってしまいがち。とはいえ、そのままではボーボーに伸びて美しくありません。盆栽は樹形をきれいに保つために、伸びる枝を切ることが必要なのです。
でも、「切るといってもどこを切ればいいかわからない・・・。」と悩んでしまった、そんな時は♪
(1)樹形の輪郭線をイメージする
(2)今後、枝となる芽が出てくる場所(次の芽がある場所)を確認
(3)芽を残して、輪郭からはみ出た部分の枝を剪定!
ほとんどの樹種は葉のある場所に次の芽を持ち、その芽が今後枝として伸びていきます。なので、枝を切る時は、葉や芽がある位置の少し上で切りましょう。
《プラスαアドバイス》
枝を太らせたいか、太らせたくないかで判断してみることも、形を作るときのポイントです。
木は上部の枝ほど伸びる勢いが強く、すぐに枝が太ります。逆に下部は伸びが弱いため、太りが遅いです。
すぐに太る上部の枝は、太くなる前に剪定して力を抑え、太りの遅い下枝は、あえて伸ばしっぱなしにして太らせるなど、切るタイミングを「太らせたいかどうか」で変えるのです。
「枝は伸びるほどに太る」という木の生長を理解すると、目指す形に近づきやすくなります。
木がどのように枝を伸ばしているのか観察してみると、剪定のヒントになるはずです(^^)。芽が伸びて枝になる様子や、枝の伸びによる太さの差を観察してみると、盆栽の生長が少し理解できた気がして、さらに盆栽が愛おしくなってきますよ♪
「ウブロ」と「フェラーリ」のコラボレーション時計なら、いつものドライブもスピード感が大きく変わりますよ!